奄美に群島初のクラフトビール醸造所を開業しようと頑張っています。
クラフトビール醸造にひかれて、調査を開始したのは昨年2020年の秋。
ありがたいことにツテを通じて様々な醸造家にお会いする機会を頂戴しました。
同時に様々なコンサル会社の門をたたき、お話を伺うことができました。
なるほど、
製造業になるので醸造設備にお金がかかる
いわゆる「装置産業」
原料を粉砕する機会だったり、
原料を入れて醸造するタンクだったり、
お湯を沸かす機器だったり、
発酵させるタンクだったり、
冷やす機械だったり、
また、詰める瓶、樽、詰める機械
コンサルも初期費用を記載した資料を渡してくれます。
なるほど、確かにかかるね。
そう思いました。
ところが、これらと同程度、あるいはそれ以上にかかるコストがあります。
題名は違いますが、既に投稿した下記に
ビール醸造所の見えない2つのコスト
も記載していますので確認ください。
私は自分で事業計画を書けない事業なんか、怖くてできません。
自分なりに見聞きしたコストなどから資金計画。
意思をかためて、さあ、お願いするか?
どっこいしょ
この時点で「醸造所の諸々工事で1000万円位かかります」
当然、初耳ですので、この1000万円は資金計画にないわけです。
最初に問い合わせてから、あれこれとやり取りがあって、6か月目の出来事。
6か月目にやっと
おい、おい、おい、
最初から言え~!
とは、言い切れなかったが、
もう、信頼関係は当然崩壊。
これらの工事は醸造所を予定している建物の設備状況によって増減しますので、しっかりと調査、見積出さない限り、把握できないコストです。
当然、建物によっては、これだけのお金がかからない可能性もあります。
やはり、私たちの場合も1000万円位かかります。
私たちは併設する飲食店部分の工事も含んでいるのではっきりとはしないが、、
要するに
ビール醸造所単体での初期事業費用は、
- 醸造設備(100リットル~1000リットル)→700万円~2000万円
- 設備工事配管工事 見えない費用→700万円~1500万円
1500万円~3500万円はかかります。
飲食店を併設させる場合は什器や飲食部分の内装工事など考慮していく必要があります。
当然、このほかにもロゴのデザインだったり、WEBサイトやECサイト制作費だったり、
販促物などはやればやるほどどんどん増えていきます。
見えないコストをどう感が、意思決定していくか?
非常に難しいところですね。